キャリア マネジメント

職場の苦手さんと同志さん

他愛のない会話でもカウンセリング場面でも職場の苦手な同僚のお話は良く出てくる。
同僚はまだしも上司だったりするときはちょっと厳しくて、仕事がいやになったり会社に行くのがつらくなったり・・・ということもある。

ため息が多くなるこの人間関係。でも会社でも地域社会でもそれこそ嫁姑でも人が複数いれば何かしら難しかったり、助けられたり。

私もこんな立場だけど人間関係は苦手。。苦手と認識するまで時間がかかっていたところが能天気なだけで、実は苦手。。である。

苦手な私の処方箋はユングのMBTI型。自分のタイプは紛れも無く「ENFP」である。

E(外向)N(直感)F(感情)P(受容)に対し、シャドウと言われるのはI(内向)S(感覚)T(合理)J(計画)

同じタイプの人とお会いするとシンパシー感じることが多くて「楽」であるけど、シャドウの人と話すと「ちょっと気を使っている」と感じる回数が多い。

職場だとそれが重なってあちこちぶつかるようになることも多いもので、そうなると「ちょっと苦手だな」と感じてしまうこともある。
でも以外やこの苦手さんは職場では特に自分の仕事をする上で欠かせない存在だったりする。

私のN(直感)で発想力はいいけど具体的に考えていない企画に対し、S(感覚)の人は必ず、「で、具体的にはどうするんですか?」と質問してくれる。そこで「あ、それは・・」と考えていくことが出来る。

また・・「相手の状況がこうだから」とF(感情)で判断してしまう私に「職場全体のルールを考えてください」とT(合理)の人が諌めてくれる。

目標を同じくするときには、シャドウはいつも自分の至らなさをカバーしてくれる同志さんになってくれるのである。

苦手さんが見つかってしまったらちょっぴり分析してみると面白い。きっと「同志さん」になってくれるはずだから。

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中小企業向けマネジメントセミナー

中小企業向けのマネジメント公開セミナーを開催します。
公開セミナーですので組織の方なら個人ご参加もOKです。
リーダーとして現場での判断に悩む方やマネジメントって何?という方、是非ご参加ください。
■日時:21年10月21日(水)と22年2月9日(火)の二日間 
  いずれも10:00-17:00 
  二日目は職場実践後のフォローアップで行います。
■場所:大阪産業創造館(地下鉄堺筋線堺筋本町徒歩5分)
■対象:現場のリーダー・管理職候補・幹部候補の方
■内容:マネジメントの基本の「キ」からはじめます
  1.マネジメントの目的とは?
    2.仕事の管理(PDSのまわし方)
  3.部下の管理(PDSを人にさせる)
   ・・・これらを【真・報連相】(=仕事コミュニケーションの基本)の考え方をもとに「ケーススタディ⇔マネジメント理論」と相互補完するようにしていきます
■定員:20名(定員になり次第締め切らせていただきます)
■参加費用:20,000円(二日間・教材費込み)
■主催:キャリアマネジメントフォーラム 
■お申し込み方法:e-mail(masuda@career-mgt.jp)もしくはFAXでお願いします

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アサーション

仕事柄、メンタルヘルスについてのお話などで「アサーション」のことを話す機会も結構多い。

アサーションの基本ってきちんと書くと・・
●相手の立場を尊重しながら、自分の気持ちや考えを率直に伝える
●相手と意見や感じ方の違いがあるのは当たり前と考える
●対話を通じてお互いに納得できる結論を出そうと努力する 

ああ、なんだか難しそう・・
なんだけど。。。「実は2歳児も一生懸命やっているんですよ」とお話しすることが多い。
「あの子がぼくのおもちゃを勝手に持って行った!」
というとき
①奪い取る<攻撃型>
②我慢する<受身型>・・・自分の親などに「貸してあげて」と我慢させられる。
③泣く<作為型>・・・あの子の親や他のオトナに気付いて欲しいよ~と泣いてみる。。
④「僕のだよ。今それ使いたいから返して」と、主張する<アサーション型>
保育士さんが間にたってくれたりするけど、2歳児・3歳児が涙で顔をぐちゃぐちゃにしながらも頑張って「お口で!(言って欲しい)」と互いにやっている姿には感動させられる。
なるほど・・これがアサーションの原点か・・・と。
2歳児・3歳児のときにこれがしっかりできたら良いんだろうなあ。。
オトナになってからのトレーニングは本当にナカナカ大変。
自分自身のことを振り返ってもなかなか出来ていないことが多いけど・・・言葉にして意識して・・・2歳児にもできるんだから・・・・と自分を励ます毎日。

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