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2013年9月

理解と納得の違い

先日父が心筋梗塞で入院しました。82歳なのでいつ何があってもおかしくないのでしょうけれど・・

で、お医者さんから病状の説明と治療の方針・方法について説明をされたときのこと。

若手のイケメン先生(イケメンは関係ないけど)が時間をとってくださり、じっくり&出来るだけ専門用語を使わないで&時には図解しながら&熱心に・・という説明でした。(レクチャーの見本みたいでした)

「ふむふむなるほど。」と、とてもわかりやすくて十分に理解したつもりでした。途中、私からの(きっと的外れな)素人くさい質問にも丁寧にお答えいただきました。

私としては「そうか。こういう症状か。次に気を付けるべきは・・」とその時には時間軸にも思いをはせながら「もう聞いておくことはない」と思って終了しました。

でも・・・・!!!

病院からの帰路、その説明をツラツラと思い返してみると・・「あれ・ここはどうなっているんだろう?」「こういう場合はどうしたらいいんだろう?」と疑問がムクムクと湧き上がってくるのです。そうなるともう次の治療は不安が付きまといます。

そう・・完全なる納得なんていうのは無いのかもしれません。

どんなに相手の状況を考えて&丁寧に説明したとしても、そして本人がその場では理解した(つもりになっていた)としても。本人がその問題について真剣に取り組めば取り組むほど疑問や質問は出てきて当然なのですね。

「理解する」と「納得する」は違うものですね。
「肚落ちする」ところまでいって初めて不安も余念もなく次のアクションがとれるものなのでしょうね。

むむむ。。自戒いっぱい。

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3日坊主脱出

学び始めた選択理論ではありますが・・・なかなか実践するのは難しい。

「プロ野球選手」を夢みる息子なので「野球(だけは)頑張ってる」と胸を張って言えるようにしたいなあ・・・と、毎日の素振りは推奨しておりますが・・・

でも実際には

「ねむい」⇒ 「早よおきなさい」

「時間ない」⇒「遊ぶ時間はあるのに?」

「しんどい」⇒「早く寝ないから・・」

と、バトルし、3日坊主になってしまう日々です。

もう口でガミガミ言うのが辛いし、せっかく「選択理論」を齧ったのでちょっと言い方を変えてみました。

「次の○大会の一回戦、勝ちたいよね~?ヒットいっぱい打ったら勝てるかなあ?」

そう言うと

「そら、僕がヒット打ったらみんな続いてくれること多いもんな」

「そっか~君がキーマンなんやな?それやったら何する?」

「素振り頑張る」「でもなかなか続けへんやん。どうしたら続くと思う?」

「早く起きる」「そのためには?」

「早く寝る」「そうやなあ。じゃあ○時までにちゃんと寝たら6時に起こしてあげるよ」

というやり取りのなかで現在も早朝の素振り練習は続いています。

子ども(部下)が「どうなりたいか?(願望)」を共有すると自然に親(や上司)は「どう支援するのか?」が見えてきました。

支援の形を明確にすると、子(や部下)も「もともと頑張りたい」気持ちをとても素直にあらわしてくれたのです。

むむむ。今のところ良い感じ。

まだまだ山あり谷ありでしょうけれど。

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「選択理論」というものに出会いました

先日「クオリティマネジメントセミナー」というセミナーに行きました。

「上質のマネジメント」を理論だててわかりやすくご紹介いただきました。

これまでコーチングやアサーションというものに触れ、「なるほど」と思う一方で「うーん何か物足りないなあ」という思いが残りました。

いやコーチングやアサーションそのものは良いんです。考え方もとても納得できるし、実践できれば絶対に良い。

でも・・・何がピンと来ないかというと結局はやり取りのノウハウに終始してしまう。(ような気がしてしまうのです)

だから「職場で展開するためには実践する現場のご本人の心がけ次第」ということになってしまい、従業員数が多い企業様にはアプローチに限界がある、ということなのです。

時間の限られた集合研修では「コーチングとは」という紹介と多少のロープレにとどまってしまうことが多いので実践していただくのは「本人の心がけ次第」になってしまうのです。

これを解消するにはパーソナルコーチを付けるとなりますが・・50人や100人の管理者のみなさんにつけるわけにはいかない。

そうしてモヤモヤとしていたところに「選択理論」です。

まだまだ勉強しなければなりませんが・・光が差し込んだ気分です。

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