理解と納得の違い
先日父が心筋梗塞で入院しました。82歳なのでいつ何があってもおかしくないのでしょうけれど・・
で、お医者さんから病状の説明と治療の方針・方法について説明をされたときのこと。
若手のイケメン先生(イケメンは関係ないけど)が時間をとってくださり、じっくり&出来るだけ専門用語を使わないで&時には図解しながら&熱心に・・という説明でした。(レクチャーの見本みたいでした)
「ふむふむなるほど。」と、とてもわかりやすくて十分に理解したつもりでした。途中、私からの(きっと的外れな)素人くさい質問にも丁寧にお答えいただきました。
私としては「そうか。こういう症状か。次に気を付けるべきは・・」とその時には時間軸にも思いをはせながら「もう聞いておくことはない」と思って終了しました。
でも・・・・!!!
病院からの帰路、その説明をツラツラと思い返してみると・・「あれ・ここはどうなっているんだろう?」「こういう場合はどうしたらいいんだろう?」と疑問がムクムクと湧き上がってくるのです。そうなるともう次の治療は不安が付きまといます。
そう・・完全なる納得なんていうのは無いのかもしれません。
どんなに相手の状況を考えて&丁寧に説明したとしても、そして本人がその場では理解した(つもりになっていた)としても。本人がその問題について真剣に取り組めば取り組むほど疑問や質問は出てきて当然なのですね。
「理解する」と「納得する」は違うものですね。
「肚落ちする」ところまでいって初めて不安も余念もなく次のアクションがとれるものなのでしょうね。
むむむ。。自戒いっぱい。
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