職場の苦手さんと同志さん
他愛のない会話でもカウンセリング場面でも職場の苦手な同僚のお話は良く出てくる。
同僚はまだしも上司だったりするときはちょっと厳しくて、仕事がいやになったり会社に行くのがつらくなったり・・・ということもある。
ため息が多くなるこの人間関係。でも会社でも地域社会でもそれこそ嫁姑でも人が複数いれば何かしら難しかったり、助けられたり。
私もこんな立場だけど人間関係は苦手。。苦手と認識するまで時間がかかっていたところが能天気なだけで、実は苦手。。である。
苦手な私の処方箋はユングのMBTI型。自分のタイプは紛れも無く「ENFP」である。
E(外向)N(直感)F(感情)P(受容)に対し、シャドウと言われるのはI(内向)S(感覚)T(合理)J(計画)
同じタイプの人とお会いするとシンパシー感じることが多くて「楽」であるけど、シャドウの人と話すと「ちょっと気を使っている」と感じる回数が多い。
職場だとそれが重なってあちこちぶつかるようになることも多いもので、そうなると「ちょっと苦手だな」と感じてしまうこともある。
でも以外やこの苦手さんは職場では特に自分の仕事をする上で欠かせない存在だったりする。
私のN(直感)で発想力はいいけど具体的に考えていない企画に対し、S(感覚)の人は必ず、「で、具体的にはどうするんですか?」と質問してくれる。そこで「あ、それは・・」と考えていくことが出来る。
また・・「相手の状況がこうだから」とF(感情)で判断してしまう私に「職場全体のルールを考えてください」とT(合理)の人が諌めてくれる。
目標を同じくするときには、シャドウはいつも自分の至らなさをカバーしてくれる同志さんになってくれるのである。
苦手さんが見つかってしまったらちょっぴり分析してみると面白い。きっと「同志さん」になってくれるはずだから。
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