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2010年9月

50代の働き方

そういえば来月は誕生日。4回目の年女としては50代のことを考えざるをえない今日この頃。

確かに30代40代と比べて格段に体力は落ちている。当然このままだと体力カーブは落ちる一方だ。気力もそれに伴って落ちてくるものなのだろう。

私生活としては子供が大きくなってきて動き易くはなるけど、その分心配も増えてくるだろう。でもきっと何よりキーになるのは「介護」。今は両親とも元気だけどこのままじゃないだろうし・・・。

と、「やれない」「動けない」ことの一般的理由は山のように出てくる。それこそ次から次へと。 
あー!いやだいやだ。この思考回路を断ち切らなければ!・・と思ったところでいつも思考はストップする。

もうちょっと考えてみる。

あと12年~15年くらいは働ける時間はとりあえず「在る」。時間だけ見るとちゃんと「在る」。

同じ時間間隔でいうと22歳から37歳までの期間と同じだけある。(ああ、このときの変化は凄まじかった!)

あと、在るものでいうと・・これまでの仕事の蓄積?実績?(でもこれは実は変なプライドになって邪魔になっているのかもしれない。)

素の自分でいうと年齢を重ねたことで、もうちょっと強みになったものがあるかもしれない。
ここがもう少し整理できたら50代の「自分の」働き方のヒントになるのだろうか。

さらに在るものと無くなったもの・・選ばなくなったもの・・というべきか。
自分の中の優先順位が違ってきている。「ライフバリューカード」で選んだものー30代のときの自分の優先順位とまったく違っていることに気づく。今この歳になって選ばなくなったカードは確かにあるのだ。

そしてさらに在るものとしては・・・ちょっと自己観照している自分。幸之助さんの本に教えていただいたこの言葉は確かにずっと私の中に存在している。

50代という事実に立ち向かっていくときには、過去の実績より「素の自分の強み」と自分の「今の優先順位」を整理していくこと・・・そして人と比べないで自分を客観的に見れるかどうか・・・こんなことが出発点になるような気がするのだが。

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職場の苦手さんと同志さん

他愛のない会話でもカウンセリング場面でも職場の苦手な同僚のお話は良く出てくる。
同僚はまだしも上司だったりするときはちょっと厳しくて、仕事がいやになったり会社に行くのがつらくなったり・・・ということもある。

ため息が多くなるこの人間関係。でも会社でも地域社会でもそれこそ嫁姑でも人が複数いれば何かしら難しかったり、助けられたり。

私もこんな立場だけど人間関係は苦手。。苦手と認識するまで時間がかかっていたところが能天気なだけで、実は苦手。。である。

苦手な私の処方箋はユングのMBTI型。自分のタイプは紛れも無く「ENFP」である。

E(外向)N(直感)F(感情)P(受容)に対し、シャドウと言われるのはI(内向)S(感覚)T(合理)J(計画)

同じタイプの人とお会いするとシンパシー感じることが多くて「楽」であるけど、シャドウの人と話すと「ちょっと気を使っている」と感じる回数が多い。

職場だとそれが重なってあちこちぶつかるようになることも多いもので、そうなると「ちょっと苦手だな」と感じてしまうこともある。
でも以外やこの苦手さんは職場では特に自分の仕事をする上で欠かせない存在だったりする。

私のN(直感)で発想力はいいけど具体的に考えていない企画に対し、S(感覚)の人は必ず、「で、具体的にはどうするんですか?」と質問してくれる。そこで「あ、それは・・」と考えていくことが出来る。

また・・「相手の状況がこうだから」とF(感情)で判断してしまう私に「職場全体のルールを考えてください」とT(合理)の人が諌めてくれる。

目標を同じくするときには、シャドウはいつも自分の至らなさをカバーしてくれる同志さんになってくれるのである。

苦手さんが見つかってしまったらちょっぴり分析してみると面白い。きっと「同志さん」になってくれるはずだから。

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